クスリのアオキグループは、全国に 923店舗(2024年2月20日 時点)を展開する企業として、気候変動や温室効果ガスの排出などの環境問題に対する取り組みの重要性を認識し、脱炭素社会・循環型社会の実現に向けた取組みを実施していきます。

脱炭素社会の実現

再生可能エネルギーへの転換

再生可能エネルギーへの転換を実現すべく、店舗屋根上の太陽光発電パネルの設置による発電システムの導入を推進していきます。2023年より太陽光発電パネルの設置工事を順次開始しており、中長期的には設置可能店舗への全店導入を目標としております。また2023年においては、ストレージパリティの達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業の補助金を70店舗で活用しております。

 

省エネルギー設備の導入

店舗照明LEDやダウンライトなど省エネルギー設備の導入により、電力消費量の削減、CO2排出量の削減に努めています。

 

また、店舗や本社の温度設定の適切な管理、環境性能の高い冷蔵・冷凍設備の導入・入替、空調の定期清掃の実施等により、使用電力量の削減に向けた取組みを進めております。

循環型社会の実現

廃棄ロスの削減

需要予測により必要数を発注する自動発注システムの導入を行うことで、適切な在庫管理による廃棄ロス削減に努めています。賞味期限が短く需要予測が難しいとされる商品においても自動発注化を実現できており、さらなる効率化・精度向上のための取組みを進めております。

 

プラスチック使用量の削減

クスリのアオキグループでは、お客様とともにレジ袋の削減活動を行っています。レジ袋の使用量を減らすため、有料化を実施し、マイバックの利用促進によるプラスチックごみの削減に努めています。

 

また、店舗において使用する備品に関しても、廃プラスチック製品をリサイクルした素材のものを使用し、プラスチック使用量の削減に取り組んでいます。

 

気候変動問題への対応

気候変動とは、気候パターンや気候要素(気温、降水量、風など)が長期間にわたって変化する現象を指し、これは自然変動や人間の活動による影響など様々な要因によって引き起こされます。

 

経済活動に伴う人為的なGHG(温室効果ガス)の排出による温暖化が気候変動要因の一つであり、これらによって平均気温や海面の上昇、異常気象の発生などの影響がもたらされることで、私たちの生活や社会環境に大きな影響を及ぼすことが懸念されています。

 

気候変動問題への対策には、再生可能エネルギーの利用などによるGHG(温室効果ガス)排出を抑制する緩和策と気候変動による影響を回避・軽減する適応策の両方に取組み、持続可能な社会を構築していくことが重要です。

 

私たちクスリのアオキグループは、環境保全への取組みを当社の重要課題(マテリアリティ)として掲げ、気候変動問題によるリスクを認識し、持続可能な社会を実現するため取組みを進めてまいります。

指標・目標

当社グループは、CO2排出量を2013年の売場面積あたりのCO2排出量に対して、2030年度までに46%削減することを目標として掲げております。

 

CO2排出量(Scope1・2)

 

 

※総売場面積は、グループ連結の期末時点を表記しております。